知っておきたい! 「シェアハウス」投資のメリット・デメリット

2018年05月11日

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  • 最近、「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズが、自社のシェアハウスを購入したオーナーに対して賃料を支払わないというトラブルが話題になっています。ただ、シェアハウス投資が一方的に悪いものだと決めつけるのは早計です。ここでは、シェアハウス投資のメリット・デメリットをお伝えしていきます。

  • そもそもシェアハウスとは?

  • シェアハウスとは、「共同住宅」を指します。複数の入居者がそれぞれの個室を持ち、リビングやキッチン、バス、トイレなどの設備を共有しながら暮らす物件です。

    平均年収が下がっている昨今、できるだけ賃料をおさえたいというニーズから、シェアハウスの供給数が増加しています。国土交通省の「シェアハウス等における契約実態等に関する調査」によると、2013 年3月末時点で、累計供給物件数は約 1400 物件、約 19000 戸です。近年は、年率 30%程度で供給数が増えています。また、全国で3000件あるシェアハウスのうち、東京都が約 2000 件で4分の3を占め一番多く、次いで神奈川県(約 250 件)、埼玉県(約 130 件)と続き、圧倒的に首都圏に多いことがわかります。なかでも、東京 23 区内に約 1900 件が建てられ、東京都内の物件の 9割を占めます。なお、入居者は10代後半〜30代前半の女性が多い傾向があります。

  • シェアハウス投資のメリット

  • ・収益性が高い
    シェアハウスは一つの物件に対して複数の入居者から賃料を得ることができるため、収益性が高いといえます。たとえば、ワンルームの賃貸相場が月5万円のエリアに、4LDKのマンションがあったとしても、単純に4倍(20万円)ということにはならないと思います。しかし、シェアハウスの場合、人数に対して賃料が入るので、広い物件を購入すれば、「ワンルームの賃料×人数の値段」で家賃収入を得ることも不可能ではありません。

    ・空室率を抑えられる
    シェアハウスは入居者の数が複数いるため、たとえ一人が退去しても、全体としての家賃収入に大きなダメージがありません。

    ・入居が決まりやすい
    シェアハウスは、「家賃に割けるお金が少ない」「仕事が多忙なので寝るだけのスペースがあればいい」「人脈を広げたい」などさまざまなニーズに応えられるため、一般の賃貸物件より入居が決まりやすいという傾向があります。

  • シェアハウス投資のデメリット

  • ・管理の難易度が高い
    一般の賃貸物件と比べると、シェアハウスの管理体制は確立しているとはいえません。そのため、専属の業者に依頼することも多くなると思いますが、そうなるとコストが割高になってしまうのがデメリットです。

    ・入居者トラブルが起きやすい
    これは複数の入居者がいれば、当然のことでしょう。特に、見ず知らずの人同士で共同生活をするわけですから、小競り合いは日常茶飯事かもしれません。

    ・設備メンテナンスが必要
    シェアハウスの場合、家具や家電などの設備の所有権はオーナーなので、メンテナンスや故障対応をしなければなりません。そのため、通常の賃貸物件よりも修繕費用が大きいといえるでしょう。