敷地内のスペースを有効活用!「トランクルーム投資」の基礎知識

2018年03月05日

  • いいね!
  • ツイート
  • 一棟物件を購入した場合、空いている敷地を有効活用できるケースがあります。
    ここでは、「トランクルーム投資」について解説しましょう。

  • 注目を集めるトランクルーム投資

  • 空いている土地を活用する方法として、屋外にコンテナ等を設置して貸す、または建物の中を区切って貸す「トランクルーム投資」があります。投資資金が少なく利回りも高めで、近年、市場規模は拡大しています。
    2016年に矢野経済研究所が発表したデータによると、トランクルーム市場は今や600億円市場になりました(「拡大する収納ビジネス市場の徹底調査2016年度版」より)。今後も毎年8%前後成長すると予測されており、不動産投資の新たな手法として注目を集めています。

    トランクルーム投資は、通常の不動産同様、契約に基づいて貸し出します。基本的にはコンテナを設置するだけなので、更地の土地活用に向いています。

    トランクルームは、家に置ききれない物を保管したいというニーズに応えるものです。
    収納できるものは、金銭や貴重品、危険物、生鮮品、生き物以外なら基本的に可能で、レジャー用品、家具・家電、収集グッズ、衣服など、置き場所に困っている多様なニーズに対応します。
    収納スペースを貸す契約ですから、契約者が荷物を入れても入れていなくても、同じ料金で貸し出されます。

  • トランクルーム投資のメリット

  • ① 利回りが高い
    トランクルーム投資の平均利回りは20%といわれています。高利回りの理由は、何と言っても初期費用・ランニングコストが少額で済むことでしょう。
    初期費用で最も大きいのはコンテナ料金で、大きさによりますがコンテナ1基50万円~100万円程度はかかります。電気は場合によって必要かもしれませんが、ガス・水道が不要なのでランニングコストは抑えられます。

    ② 小さいスペースでも活用できる
    トランクルーム投資では、物を置くだけのスペースがあれば十分です。そのため、住宅に求められるほどの良好な条件は必要なく、不整形な土地や狭小の土地でも運営可能です。

  • トランクルーム投資のデメリット

  • ① 管理業務が煩雑
    トランクルームは構造が単純で頑丈であることから、物件管理がほぼ不要です。しかし、コンテナ数が増えてくれば契約・解約、料金回収といった管理業務も比例して増えるので、それなりの手間はかかるはずです。ただ、管理だけを委託できる業者を見つけることができれば、手間は大きく減るでしょう。

    ② 集客に苦労する
    通常の不動産投資のように大手ポータルサイトが現状では存在せず、運営会社のサイトや紙媒体の広告、看板などによる集客に頼ることになるので、思ったように利用者を見つけることが難しいといえます。新規設置でも一気に契約されるのではなく、稼働率を上げるには少なくとも1年以上はかかるとされています。