2020年以降も資産価値が上がる!? 注目すべき都心の再開発エリア

2018年05月08日

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  • 都心の不動産投資を語るうえで、「2020年の東京五輪がターニングポイント」と多くの識者は声をそろえて口にします。“五輪ショック”で不動産価格が下落すると予想しているのです。たしかに、これから都心の物件を買おうとしている人にとっては、できるだけ値上がりするエリアの物件を買いたいもの。
    では、2020年以降も資産価値が上がるエリアはないのでしょうか?

  • 注目エリア1「田町〜品川駅間」

  • JR東日本が京浜急行電鉄、都市再生機構とともに進めている、山手線の品川─田町間の再開発計画。品川駅から北に1キロメートル弱の場所に山手線新駅を設け、周辺の約13ヘクタールの土地に高層ビル8棟が建つ予定です。高さは160メートル前後で3棟がマンション、5棟がオフィスや商業施設の入る複合ビルになるとのこと。実現すれば、山手線では1971年の西日暮里駅以来、約50年ぶりとなる新駅となります。2024年の完成を目指していますが、2020年の東京五輪に合わせて暫定開業となる見通しです。

  • 注目エリア2「東京駅八重洲」

  • 「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」が発表され、54階建て約250m級(現在都内一の高さを誇る虎ノ門ヒルズに匹敵し、2つの街区の延べ床面積も虎ノ門ヒルズ2棟分を超える計53万平方メートル)のビルが建つ予定です。このなかには事務所、店舗、住宅、医療施設が入ります。

    また、「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」によると、東京駅前に高さ約390メートルの超高層ビル(地上61階建て)が建設されます。これは高さ300メートルの「あべのハルカス」(大阪市)を上回り、日本で最も高いビルということになります。総事業費は1兆円を超える見通しで、2027年度に完成予定です。

  • 注目エリア3「渋谷駅」

  • スクランブル交差点を見下ろす位置に、地上46階・地下7階建て、高さ230mのタワービルの東棟が2019年度に完成予定で、2027年度までには2期工事となる中央棟と西棟も完成予定です。

    また、2020年前後には、「ハチ公」の銅像がある駅西側の「ハチ公広場」は約1.5倍に拡充される予定で、タクシー乗降場が地下に集約される予定です。

    なお、これは2020年より前の予定ですが、渋谷駅南街区に「渋谷ストリーム」が2018年秋オープン予定です。建物横の広場から約600メートル続く遊歩道によって、代官山方面へ新たな空間が生まれます。

    また、東洋経済オンラインの記事によると、米IT大手グーグルの日本法人は、「2019年に本社を東京都港区の六本木ヒルズから、渋谷駅の南側に東京急行電鉄などが建設中の35階建て超高層ビル『渋谷ストリーム』に移転すると発表した。14~35階のオフィスフロア22階分を借り切り、現在の従業員(1300人)の2倍を収容できるという」ということです。この規模の企業が移転してくれば、渋谷駅周辺はさらに盛り上がりが増すでしょう。