初心者もはじめやすい「ヤドカリ投資法」とは?

2018年05月09日

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  • 年収が低い、自己資金も少ない、勤務先も非上場の中小企業・・・・・・このような信用度の高くない人でも不動産投資を始めることは可能です。
    ここでは、初心者でもはじめやすい「ヤドカリ投資法」について解説します。

  • 「ヤドカリ投資法」とは?

  • 不動産投資では、一度購入した物件はできるだけ長く所有し、家賃収入(インカムゲイン)で資産を築くスタイルが一般的です。
    しかし「ヤドカリ投資法」は、まさに引越しを繰り返すヤドカリのように、一つの物件に住み続けず引越しを繰り返して家賃収入を得る不動産投資法です。

    ヤドカリ投資法の考案者は、不動産投資家兼セミナー講師の束田光陽氏です。束田氏は、ヤドカリ投資法をはじめとするさまざまな不動産投資法を駆使し、年収400万円・貯蓄ゼロの会社員から、年間家賃収入2000万円までのぼり詰めたプロの不動産投資家です。

    ヤドカリ投資法は、わかりやすく解説すると、以下のようなイメージです。

    1 賃貸需要の高い区分物件を住宅ローン(現金一括でも可)で購入して、自身がそこに住む。このとき、できるだけ部屋が古い物件を低価格で購入するのがポイント。また、立地は山手線内など都心の駅徒歩5分以内を目安に狙う。

    2 数年後、少しずつリノベーションをしながら自己資金を貯める。

    3 今まで住んでいた物件を賃貸に出し、自分は次の物件を購入し(住宅ローンもしくはアパートローン)、引っ越す(基準は「1」と同様)。家賃収入が入ってくるので、それは次の物件を買うための自己資金にしておく。

    4 「2」「3」を繰り返す。

    以上が、ヤドカリ投資法の基本的なスキームです。なお、2の「リノベーション」は賃貸に出すときに家賃を上げるための工夫なので、必ずしなければいけないということではありません。

  • ヤドカリ投資法のメリット

  • ヤドカリ投資法のメリットは「家賃が節約できる」「貯金ゼロでも始められる」などがありますが、何と言っても「住宅ローンで資産拡大ができる」は強みといえるでしょう。

    不動産投資は敷居が高い、といわれる所以の一つは、投資用のアパートローンの融資が厳しいからです。誰でも借りられるわけではなく、年収や自己資金、勤続先などの属性を見て判断されます。物件購入後の経営計画が素晴らしいものであれば、自己資金が低くとも借りられる場合もありますが、結局そのような計画を立てられるのは一部のプロ投資家に限られるでしょう。しかし、ヤドカリ投資法の場合、審査が通りやすい住宅ローンを受けて始めることになるので、参入ハードルは低いといえます。また、住宅ローンは他のローンよりも金利が低いということもメリットです。

    ただし、住宅ローンで購入した物件を賃貸に出していることが銀行にばれてしまった場合、最悪、銀行から一括返済をせまられる可能性があります。
    しかし、「引っ越しをする正当な理由がある」「1つ目の住宅ローンを完済している」「1つ目の住宅ローンがフラット35である」のいずれかの要件を満たしていれば、住宅ローンで購入した物件でも賃貸に出すことができます。