アパートローンの金利相場はどれくらいか?

2018年05月10日

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  • 不動産投資を始める人の大半は、銀行からアパートローンという形で融資を受けるわけですが、できるなら金利が低いときに買いたいと思うでしょう。では、アパートローンの金利相場はどれくらいなのでしょうか?

  • そもそもアパートローンとは?

  • アパートローンとは、居住ではなく投資を目的に購入する場合に利用するローンを指します。物件購入資金以外にも、リフォーム資金や借り換え資金などでも利用可能です。

    住宅ローンと異なる点は、「ローン返済の財源」と「所有物件の使用目的」の2点です。
    住宅ローンの場合、「ローン返済の財源」は借り手の返済能力で、「所有物件の使用目的」は居住になります。
    一方、アパートローンの場合、「ローン返済の財源」は本人の返済能力以外に物件の収益性(担保価値)で、「所有物件の使用目的」は投資になります。
    このように住宅ローンとアパートローンは大きく異なるため、審査基準や融資金額・金利もまったく別物と言えるほどに違ってくるのです。

  • アパートローンの金利の相場

  • 銀行によって差があるものの、アパートローンの金利の相場は3~5%程度(住宅ローンの金利相場は約0.8~1.5%)です。

    金融機関にもいくつか種類がありますが、アパートローンの金利が低い順番に並べると、メガバンク→地方銀行→信用金庫→ノンバンクとなります。
    ただ、日本政策金融金庫は、融資限度額が4800万円で借入期間も15年が最大なのですが、金利は固定金利で1.25%~と好条件です(20代や女性だと、さらに金利が優遇されます)。

    また、ノンバンクは金利が高すぎるので、よほど高利回り物件や長期の融資が組めるケースを除き、満室経営ができたとしても赤字となる可能性が高いといえるでしょう。

    なお、アパートローンの場合、借り主によって金利が大きく変動するのは事実です。同じ金融機関であっても、信用度の低い人であれば金利が2倍程度上げられるケースもあります。つまり、金利の低いメガバンクで融資を受けたいと思っても、不動産投資の実績が既にある、信用度が高いなどの条件を満たしていなければ、なかなか承認がおりないというのが現実です。

  • 初心者は「借りられない」時代が来る前に動き出そう

  • 昨年あたりから、「不動産事業に対する融資が多すぎる。物件が供給過剰のエリアも出てきているので、今後破綻する人も出てくるのでは?」という懸念を金融庁が抱いています。そこから各金融機関も、不動産投資に対する融資は引き締まっている傾向があります。

    大手収益物件サイト・楽待が2018年1月1日に行った「2018年、金融機関の融資動向はどのように変化すると思いますか?」というアンケート結果によると、「引き締まる」と回答した割合は約70%です。最前線にいる投資家の多くが、融資が厳しくなるだろうと予測しているのです。

    今後、東京五輪まで融資状況がどう変わるかはわかりませんが、少なくとも初心者の方は「借りられるうちに借りておいたほうがいい」と言えることは間違いないでしょう。今のうちに実績を積んでおけば、いざ金利が下がったとき(つまり融資がより引き締まったとき)にも借りられる可能性が高まるからです。