『賃貸住宅キット』のOEM提供を受けて販売
株式会社インベスターズクラウドは、7月18日、IoTの賃貸住宅を提供可能にする同社商品『TATERU kit』について、新たにスマートロックとスマートライトをアパートの標準設備とすると発表した。
同社は、アパート経営アプリ『TATERU』の開発・運営などを行う企業。『TATERU kit』は、同社子会社ロボットホームより『賃貸住宅キット』のOEM提供を受けることで販売しているもの。
手軽にIoTの賃貸住宅が提供できる
『TATERU kit』は、手軽にIoTの賃貸住宅を提供できるIoTサービス。入居者にとっては、生活の利便性と安全性が向上し、多様なライフスタイルが実現する。賃貸経営を行うオーナーにとっては、「空室状況」や「内見状況」の把握、空室時の「セキュリティ対策」などが、IoTを活用して可能となる。
インベスターズクラウドは、本年6月1日の販売開始以来、600室の『TATERU kit』導入を受注済みだという。また、2018年12月までに10000室の導入を行う予定としている。
『TATERU』の標準設備機器は5つに
インベスターズクラウドは本年5月、『TATERU kit』を『TATERU』において提供を行うことを発表。その時点では、4つの方法で解錠できるスマートロックと、遠隔操作でどこからでも電気の調光・調色ができるスマートライトは、オプションとされていた。しかし今回、両製品が標準設備となり、『TATERU』の標準設備機器は5つとなっている。
同社は今後、IoTの賃貸住宅に搭載するエッジデバイスデータなどを統合的に集積し、これらのデータを活用できるデータエクスチェンジプラットフォームの構築を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
TATERUのIoTアパートに、5つのIoT機器を標準設備で販売開始 - 株式会社インベスターズクラウド
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