「スマート内覧」のライナフ、不動産内覧の動向に関する調査を実施

2017年08月12日

三菱地所ハウスネットと共同で実施
株式会社ライナフは、不動産内覧の動向に関する調査を実施し、その結果を8月8日に発表した。

同社は、不動産内覧サービス『スマート内覧』を展開している企業。同調査は、同サービスを導入している三菱地所ハウスネット株式会社と共同で実施されたもので、『スマート内覧』を導入している物件と導入していない物件の比較などを行っている。

賃貸物件内覧業務の効率化を実現する
『スマート内覧』は、ライナフが製造・販売するIoTデバイス『NinjaLock』を、物件ごとの公開ウェブカレンダーと連携させることで、賃貸物件内覧業務の効率化を実現するサービス。

同サービスでは、内覧希望者は専用サイトから予約した時間に現地へ赴き、携帯端末の操作または音声通話で解錠し、自由に内覧することが可能。顧客の希望条件にあわせて複数の物件を案内する不動産仲介業者からも、積極的に活用されている。

三菱地所ハウスネットは、2016年10月より都内の単身者向け賃貸マンション『パークハビオ』『ザ・パークハビオ』に一部にて、『スマート内覧』の導入を開始。内覧時における手間と時間の削減に成功していた。

内覧受付時間の延長は件数増加に寄与
今回の調査では、『スマート内覧』を導入している物件と導入をしていない物件を、同時期に比較。導入している物件は、導入していない物件と比較して平均して約1.2倍の内覧件数があったという。物件そのものによる集客力の差を考慮してもなお、同サービス導入による内覧受付時間の延長は件数増加に寄与していると、ライナフは考察している。

同社は今後も、より導入しやすく利用しやすいサービスへの改善に向け、努力するとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

セルフ内覧でも「入居判断できる」が83.3% 賃貸マンション内覧ユーザ意識の変革 - 株式会社ライナフ
https://linough.com/