マーキュリー、「竣工年から見るマンション値上がりランキング」を発表

2017年07月30日

竣工年代別にまとめた騰落率ランキング
株式会社マーキュリーは、7月27日、「竣工年から見るマンション値上がりランキング」を発表した。

同社は、『サマリネットシリーズ』を中心に不動産業界向け情報サービスを展開している企業。同ランキングは、1995年以降に分譲された新築マンションの新築分譲時の価格と直近一年間の中古流通価格の価格差を、物件の竣工年代別にまとめた騰落率ランキングとなっている。

2013年と2014年に竣工した物件がトップ
同ランキングでは、2013年と2014年に竣工した物件が騰落率15.1%でトップに立った。

2013年と2014年に竣工した物件の多くは、東日本大震災直後で新築分譲価格が下落傾向にあった2011年から2012年にかけて販売されている。この時期は、「液状化」や「耐震性」といったネガティブな情報が飛び交い、価格が下落しているにも関わらずマンションに対する購買意欲は低迷していた。

しかし、2013年の東京オリンピック開催決定を契機として、湾岸エリアを中心にマンションの価格は高騰。結果として、2013年および2014年竣工物件が新築分譲価格より15%アップという高い騰落率で取引されることとなっている。

竣工から数年を経ても高い資産価値を維持
日本は、「地震大国」という悪条件の中で免震や耐震技術といった建築技術を向上させ、安心安全な住まいの提供を可能にした。そういった側面が、竣工から数年を経ても高い資産価値を維持する要因になっていると、マーキュリーは考察している。

同社は今後も、不動産取引に関わる人やマンションオーナーに役立つ情報を発信していくという。ランキングの詳細は、プレスリリースで。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社マーキュリー
https://mercury-group.co.jp/

実はあの時が新築マンションの買い時だった~竣工年から見るマンション値上がりランキングを発表~ - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000018769.html