国土交通省、2017年4月・第1四半期の不動産価格指数公表

2017年08月06日

マンションの住宅不動産価格指数、50か月連続上昇
国土交通省は7月26日、2017年4月の住宅不動産価格指数と2017年第1四半期の商業用不動産価格指数(修正値)を公表した。これによるとマンションの不動産価格指数は50か月連続で上昇となった。

戸建て住宅は前年同月比マイナス
不動産価格指数は2010年の平均を100として算出されている。2017年4月における住宅総合の全国指数は110.6で前年同月より3.1%上昇した。

内訳は、住宅地が100.9で前年同月比プラス3.8%と上昇。戸建て住宅は100.3で、前年同月比ではマイナス0.7%と下落。区分所有マンションは135.9で前年同月より6.4%上昇。マンションは2013年3月から50か月連続の上昇となった。

三大都市圏の戸建て住宅の価格指数は100を下回る
これをブロック別でみると、住宅総合の指数が前年同月より低下したのは中国地方のみ。住宅地では東北地方と中国地方が前年よりマイナスとなった。

戸建て住宅の価格指数は、中部地方を除くほとんどの地方で対前年比マイナスとなったがマンションはほとんどの地域でプラスとなった。

三大都市圏別でみても、戸建て住宅の価格指数は三大都市圏すべてで100を下回り、対前年比マイナスとなったが、マンションはすべての都市圏でプラスとなった。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001194765.pdf