【不動産投資家コラム】不動産投資における目標と手段(スタンス)の関係(寺尾恵介氏)

2017年11月21日

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  • 一棟ものと区分、木造と RC 造(鉄筋コンクリート構造)マンション、どちらかいいでしょうかという質問をよくいただくのですが、これは「カレーとお寿司のどちらがいいでしょうか」という質問と同じで、前提条件が分からないと答えようがありません。

  • ここで言う前提条件とは、「不動産投資の目標」です。どれくらいの資産規模を実現したいのか、目指すキャッシュフローがいくらで、いつまでに達成したいのか。労力がかかっても早く実現したいのか、ゆっくりでも負担の少ない手段を選びたいのか。こういった目標が定まっていてようやく、適切な手段が何かという答えが出るのです。

  • 私はこういった手段の集合体を「投資スタンス」と呼んだりしますが、まさに不動産投資の成否を決めるのはスタンスです。

  • スタンスについては2つの性質を理解する必要があります。それは、
    1.どのスタンスにも、メリットとデメリットがある。
    2.目標が高いほど、達成までの時間が短いほど、選べるスタンスは少なくなっていく。
    ということです。

  • よくあるハイレバレッジの RC 一棟マンション投資は、融資が付きやすく爆発的に規模を増やせますが、投資家からの人気も高いので高利回りは望みにくく、固定資産税や建物維持費が高いです。木造の新築アパートを購入すると入居付けや運営は楽ですが、利回りが低いうえに自己資金がある程度必要ですし、よほどの属性がないと何億円単位の購入はできません。

  • 先へ進めない人は、こういったデメリットを受け入れられない結果として、目標とスタンスが一致しないまま時間を浪費している可能性が高いです。

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