木造と迷ったら確認!「RC造」のメリット・デメリット

2018年01月25日

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  • 一棟物件を検討する際、木造のアパートかRC造のマンションか悩む方は多いものです。ここではRC造のメリット・デメリットを紹介しましょう。
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  • RC造のメリット1「融資がつきやすい」
    RC造の法定耐用年数は47年と木造よりも25年も長いため、中古物件でも長期の融資を引きやすいといえます。融資期間が長いと、その分だけ毎月の返済金額を抑えられるので、月々のキャッシュフローが出やすくなります。

  • RC造のメリット2「スペックが高い」
    木造と比較すると、RC造は建物のスペックは非常に高いといえます。具体的に挙げると、以下の3つになります。

    ・ 耐久性
    RC造の法定耐用年数は47年です。木造は22年なので、その分だけ耐久性が高く経年劣化しにくいといえるでしょう。また、これは家賃にもいえることで、木造よりもRC造のほうが家賃の下落スピードは緩やかです。

    ・ 防犯性
    RC造になると、規模の大きいマンションや最新のアパートを建てやすいので、オートロックや防犯カメラ、玄関モニターなどの防犯対策を施すことが可能です。また、建物自体がコンクリートでできているので、見た目にもセキュリティが堅牢なイメージがあります。

    ・ 耐震性
    RC造は免震構造や制振構造など、耐震性に特化した建物を建築することができます。地震に強い工法の木造もありますが、RC造のほうがより堅牢だといえるでしょう。

  • RC造のメリット3「空室リスクが少ない」
    上記した内容と関連しますが、家賃が同じであればRC造のほうが圧倒的に入居付けしやすいです。特に女性は防犯対策や見た目上の堅牢さを重視しますので、その差は大きいものです。

  • RC造のメリット4「売却しやすい」
    RC造は木造より積算価格が高くなるため、融資がつきやすい傾向があります。つまり、物件を売却したい場合、購入対象者が多いため、比較的簡単に売却できるケースが多いということです。ただ、一方で解体コストは木造よりも高額になるため、更地にして売却するという選択肢は現実的ではありません。

  • RC造のデメリット1「維持費が高い」
    木造と比較すると、RC造の維持費は高額です。RC造は物件規模が大きいことが多いため、外壁塗装や屋上防水といった大規模修繕の費用が高くなります。特にエレベーターの修繕は費用が大きく、100万円以上になることも珍しくありません。また、固定資産税も木造に比べると高いといえます。木造だと耐用年数である22年を超えると固定資産税がほとんどかからなくなりますが、RC造の場合、47年間はしっかり発生します。

  • RC造のデメリット2「利回りが低くなる」
    建築費がかかるRC造は、木造よりも利回りが低くなる傾向があります。ただ、規模が大きい分、一棟当たりの収益は大きいでしょう。

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