【不動産投資家コラム】地元の管理会社ならではのネットワークは強い(石原博光氏)

2017年12月15日

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  • 遠方の管理会社から地元の管理会社に変更して、私はそのメリットに目を開かせられました。
    例えば、物件の管理そのものですが、以前は「遠くて2時間もかかるだろうから」と、気を使ってなかなか頼めないようなことでも、担当者の方が、「帰り道ですから、様子を見て帰りますよ」と、気軽に見てくれるようになりました。

  • 環境犯罪学で「割れ窓理論」というのがあります。窓が小さく割れたとして、それを放置しておくと、大きな犯罪が起こってしまう。

  • アパートの管理なども小さな汚れやゴミを放置しておくと、大きなクレームや客離れにつながってしまいます。それを小さな、軽いもののうちからきちんと取り除く。それによって大きな損害を免れるわけです。

  • 客付けに関しても、今はネット集客がメインだと考えられがちですが、田舎に行けば行くほど実は飛び込み客が多いのです。すると、地元に会社があるというのはもろにその好影響を受けます。

  • もう1つ、地元で良かったな、と思えたことに、修繕などの工事があります。それが安く仕上がるのです。
    というのは、ほとんどが顔見知りという地元の利を活かして、実際の工事で働く職人さん、下職さんのネットワークを管理会社が持っている場合が多いので、とても安く仕上げることができるのです。

  • 例えば、エアコンの取り付けを電機量販店でお願いすると、商品代とは別途、工事代だけでかなりのお金がかかります。
    しかし、たまたまあるときにエアコンの取り付けに立ち会ったとき、取り付けの職人さんと話したら、彼らは私たちが量販店に払う代金の3分の1くらいの工事代で請け負っていることが分かりました。
    そこで、「その料金プラスアルファでしたら、直接に私が工事をお願いすることができますか?」と聞くと、「できます」ということだったのです。

  • どんな工事でもそうした構造になっていると思います。実際に工事を担当する人たちのネットワークがあれば、1つの工事がかなり安くなります。そのネットワークを地元の管理会社は持っています。
    それによって、かなり安く工事が仕上がるというメリットもありました。