意外と知らない!? 「不動産投資」と「株式投資」どっちが儲かる?

2018年03月30日

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  • ビジネスパーソンに副業として人気なのが不動産投資と株式投資。ともにメリット・リスクが存在しますが、初心者が実践した場合、果たしてどちらが儲かるのでしょうか?

  • 「始めやすさ・流動性」なら株式投資に軍配

  • まずは、「投資の始めやすさ・流動性」から考えてみましょう。
    不動産投資の場合、物件を探してから購入までどんなに速くても1〜2カ月を要します。多くの場合、「良い物件だと思ったけどすでに別の投資家に買われていた」「融資の審査が通らなかった」「物件を細かく調べたら大きなリスクを発見した」などの理由から、3〜6カ月、なかには1年以上の歳月がかかった方も珍しくありません。

    また、不動産は金額が大きく、流動性が低い(売却までの時間を要する)ので、買うまでに最低限の知識を身につけておかないと高値売却は実現できません。もちろん、頭でっかちになって決断ができなくなるのは本末転倒ですが、書籍やセミナーなど空いている時間を見つけて、さまざまな投資法を学ぶことは非常に重要でしょう。

    一方、株式投資は口座さえつくればすぐに始めることができます。また流動性も高いので、「これはまずいな」と思ったらすぐに損切りができます。高値掴みをしてしまったと思ったときでも、しかるべきタイミングで損切りをしておけば、大きな損失は回避することができるのです。

    したがって、「始めやすさ・流動性」という観点では、株式投資に軍配が上がるといえるでしょう。

  • キャッシュフローで比較すると、圧倒的に不動産投資

  • 続いて、「キャッシュフロー」で考えてみましょう。
    これは、改めて比較する必要がないほど、不動産投資が圧勝するといえます。というのも、株式投資をしている人の大半は、キャッシュフローを目的にしているのではなく、安いときに買って高いときに売ることによって利益を出す、すなわち売却益(キャピタルゲイン)を目的にしているからです。
    株式を保有することによって得られるお金は、配当金がメインであり、上場企業で2%前後です。

    これに対して、不動産投資は売却益よりも毎月のキャッシュフローを求めて始める人が大半です。都心・駅近であれば利回りは3〜4%程度ですが、一棟物件であれば利回り8%以上も珍しくありません。よって、キャッシュフローという面においては、株式よりも優れています。

  • 不動産投資はオーナーの努力が反映されやすい

  • 「とはいえ、株式投資のほうが不動産投資よりも流動性が高いから、キャッシュフローで負けても、儲けやすさは株のほうが上なのでは?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    しかし、株式投資は参入障壁が低い分、ライバルもプロの投資家も多いため、いきなり素人が参入して儲かる可能性は高くありません。もちろん、ビギナーズラックはあるかもしれませんが、継続して利益を出すには、日々の勉強と何より相場をチェックする時間と精神的余裕が必要です。さらに、いくら頑張っても一投資家が相場を動かすことはできません。

    一方、不動産投資は金融機関からの評価を得て始めるものですから、株式投資よりもハードルは高いと言えます。しかしそれは「ライバルが少ない」ことの裏返しであり、優良物件さえ購入できれば、スムーズな資産形成が行えます。

    また、不動産投資はオーナーの努力によって形成を逆転できることがしばしばあります。古くて汚い全空物件を少額で購入し、リフォームを施して高稼働させるスキームは典型的な好例ですが、相場とは関係なくオーナーの力の入れ具合で大きく結果を変えることも可能です。

    以上のことから、投資初心者の方ができるだけ効率よく堅実に稼ぎたいのなら、株式投資よりも不動産投資がおすすめといえるでしょう。

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